Fistula

痔瘻

FV

痔瘻(あな痔)

肛門の内側にある窪みから細菌が侵入し、肛門腺に感染を引き起こし、膿瘍が破れて膿の管(トンネル)ができた状態です。原則として自然治癒は少なく、治すには手術が必要となります。

症状と特徴

膿が溜り腫れてきたり、痛くなったりします。膿がでることもあります。これを繰り返し、、徐々に悪化することもあります。

痔瘻の手術

当院では、最新の超音波機器を利用し、痔瘻の全体像を把握し、肛門括約筋機能を温存する手術を行っています。

超音波動画

痔瘻の術式

① 括約筋温存術(FPOT:Functional Preservative Operation Technique)

神奈川県横浜市にある松島病院にて考案された方法です。痔瘻はその治療の過程で括約筋の障害が避けられません。いかに括約筋を温存しながら根治性を担保するかが問題となってきます。括約筋を残して肛門の機能に障害をできるだけ少なくする術式を行っています。

② 開放術

主に後方の低位筋間痔瘻に行う最も再発が少ない方法です。瘻管を切開(切除)し、括約筋を一部切ることになります。

③ シートン法

瘻管にゴムを通して、締めていくことで瘻管を徐々に切開します。治癒までに時間がかかるのが欠点です。

診療案内
午前 8:30~11:00
午後 13:00~15:00

※水曜日は午後休みです
※土曜日は8:00から13:00まで、手術は11:00から13:00

おしりの調子が悪いと思ったら…お気軽にご相談ください
Tel019-658-1003 8:30-11:00 / 13:00-15:00
日曜・祝日・水曜休診、土曜午後手術
メール メールでお問い合わせ